レッスンにあたりお伝えしたいこと
・ヨガはポーズをとることだけではない
ヨガというと、身体を動かしてポーズをとることにばかり着目されがちですが、 実際にはさまざまなアプローチがあります。 ポーズをとるのは、ヨガのなかでも身体のヨガ。その他にも、呼吸のヨガ、行動のヨガ、知識のヨガがあって、これらもすべて含めたものが「ヨガ」なのです。 ヨガの発祥であるインドでは、ポーズをとるヨガをやっていない人もたくさんいるくらいです。ヨガの哲学にのっとってやっていることは、すべてヨガ。 実は、誰もが普段からやっていることが、意外とヨガだったりするのです。
・ヨガは人と比べない
レッスン中に自分以外の人がみんなできているのに、自分だけできていないという状況では、つい比べてしまうかもしれませんが、全く気にする必要はありません。それよりも、今の自分の身体能力はどのくらいなのか、どんなことならできるのか、今の自分の調子や感覚はどんな様子なのか、その時の自分の体調や気持ちに意識を向けて、しっかりと気づいてあげてください。
・無理をしない
これも「比べないこと」と同じように、自分の身体を知って絶対に無理をしないでください。あくまでも、自分が「心地いいなぁ」と思うところまでやってみることが大事です。身体のどこかに痛みを感じたり、辛さを感じたらすぐにやめてください。
ヨガは、安定した穏やかな心を育てるもの。
みなさんが自分の心と身体に目を向けて、心地よい時間を過ごせるようなレッスンをお伝えしたいと思っています。
▲Tingsha ティンシャ:チベット仏教で使う、魔よけや読経、瞑想の時に使われるもので、空間を浄化したり、気持ちを安らかにする効果があると言われています。ヨガでは、シャバーサナからの深い集中状態からの目覚めのきっかけとして使います。レッスンでも使っていますので、ぜひその音色に耳を傾けてみてください。
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