ヨガは「つながり」
そもそも、ヨガ(YOGA)とはなんでしょうか?
ヨガは、サンスクリット語で「つながり」という意味です。
世の中のあらゆるものと繋がりをもつことで、豊かで幸福な人生を歩んでいくこと
それがヨガの目指すところです。
考えてみると、人はつながりを持つと、安心とか幸福感で満たされることがたくさんあります。
たとえば、血縁、人の縁、コミュニティのつながりなど、誰かと繋がっているというのは、すごく安心しますよね。手綱、命綱、手を繋ぐといった物理的なつながりも、安心できるというのは、すごくイメージしやすいと思います。
物事もそう。見たことも聞いたこともやったこともないことはわからないから不安になります。ただ、一度経験してその事柄と繋がってしまえば、不安はずっと少なくなります。
こんな風に、つながりは増えれば増えるほど、私たちの人生は満たされてより心地のよいものになっていくとヨガでは考えます。
どんなモノ・コト・ヒトでも、つながりをもたない=関わりをもたないと、やっぱり不安や疑問など、マイナスな感情が生まれてくることが多いのではないかなと思います。
つながり持てば、お互いも理解できるようになるし、自分の知識や見聞も広がってなんとなく満たされた気分になります。
私にとっては、それが旅でもあるのかもしれません。自分の知らない文化、価値観、景色を経験すると、自分の中にどんどん引き出しが増えていきます。そうすると、「こうあるべき」「こうしなきゃいけない」といった、自分が勝手に作っていたいろんなしがらみから解放されていくのがわかるんです。
ヨガは、つながり。
これがヨガの本質であり、ぜひ心に留めておいてほしいキーワードです。
▲Ayers Rock (Ululu):私の旅への道を作ってくれた国 @Australia
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